【夏の甲子園】大会中止の方向で最終調整に…20日に正式決定へ
今夏の第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕予定・甲子園)を主催する日本高野連と朝日新聞社が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同大会を中止する方向で最終調整に入っていることが14日、分かった。今春のセンバツも中止となっており、開催を求める声が現場、ファンからも上がっているが、選手らの健康と安全を最優先したとみられる。20日の大会運営委員会で正式に決定する見込み。夏の甲子園の中止は、米騒動の1918年、戦局が深刻化した41年に次いで79年ぶり3度目となる。
最後の夏を迎える3年生部員のためにも、開催の可能性を模索していた夏の甲子園大会が、今春のセンバツに続いて中止となる公算が大きくなった。関係者の話を総合すると、選手や関係者の健康、安全を最優先に考え、20日の大会運営委員会で苦渋の決断を下すことになりそうだ。
開催に向け、最もネックとなったのが日程面。関係者によると、当初は今月6日までとされていた緊急事態宣言が延長されたことが大きいという。大半の学校が3月から続けている活動休止によるブランクが延びる一方で、7月上旬から本格的に開幕する地方大会までの準備期間は短くなった。
万全ではないコンディションで臨んだ場合、熱中症など健康面の不安が強まる。感染リスクも、減らすことはできてもゼロにはできない。選手の安全を担保できないと判断した模様だ。甲子園大会と同時期に開幕予定だった全国高校総体(インターハイ、8月10日)と全日本大学野球選手権(同12日)が中止を決めたことも影響したとみられる。
この日に39県の緊急事態宣言が解除されたが、日本高野連の小倉好正事務局長(62)は書面による代表取材に対し「休校措置の解除、部活動の開始、対外試合の取り扱いなど、各都道府県の情報収集に努めたいと思います」とコメントするにとどめた。
一方で、中止になった場合、大会主催者は、都道府県高野連に対し、可能であれば地方大会に代わる公式戦を無観客で開催するように要望する見通し。すでに東京や三重などでは、代替大会の開催が検討されているが、本大会がなくなることで代替大会を8月下旬まで行えるようになり、準備期間を長く取れることになる。
高野連では、代替大会の開催ガイドラインも作成中。春季大会が全国的に中止になるなど、準々決勝まで県大会を開催した沖縄以外は、今年は1試合も公式戦ができていない。「最後の夏だけでも3年生に試合をさせてあげたい」という声に応えられる可能性が高まる。甲子園がなくなっても、球児に晴れ舞台をつくるべく、できる限りの準備を進めている。
◆過去に中止となった甲子園大会(夏は当時の名称が中等学校優勝大会)
▽1918年夏(大正7年、鳴尾球場で開催) 第4回大会は、富山県に端を発した米価高騰に伴う暴動、いわゆる米騒動が全国に波及。代表14校が決定し、大阪入りしていたが中止に。14校にこの大会出場歴はカウントされている。
▽41年夏(昭和16年) 第27回大会は戦局が深刻化。文部省次官通達で全国的な催しが禁止され、地方大会半ばで中止に。翌42年春から46年春までは中断され、46年夏から再開。
▽2020年春(令和2年) 第92回大会は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月4日に史上初の無観客開催で準備を進め、中止も視野に入れて1週間後に最終決定すると発表。開幕8日前の11日にセンバツ史上初の中止が決まった。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5dd38b72eb74495c0ddaa0269d6e5e1108c3ae48
ネットの声
当事者の、それも3年生の無念は想像を絶する
皮肉にも将来の教科書に載る年になってしまったことが悔やまれます。
今年の高校3年生には明るい未来が必ずあることを信じたいです。
私は夏の県大会決勝で負けて甲子園を逃した経験がありますが、それでも当たり前に好きな野球をさせてもらえて幸せだったと実感しています。試合ももちろん心に残っていますが、それ以上に仲間と共に汗を流した日々が一番大切な時間でした。
コロナでその機会を奪われた子どもたちが本当にかわいそうでなりません。今の3年生が卒業する前に、なんとか彼らのこれまでの努力が報われるような取り組みをしてあげてほしいです。
もちろん野球に限らず。
とはいっても、なかなか良い案は思い浮かばないのですが…。
みんなで代替え案を考えて夏の大会と一緒に選抜出場校も出してあげようみたいな話もあったし
他の競技が軒並み中止になっている今簡単には開催できないだろう
ワクチンは開発期間的に無理として、治療薬だけでも完成できなければ、
来年の選抜も苦しい判断を迫られると思う
今思えば、「都道府県大会」は開催しようとしてた時に、「甲子園の中止」はある程度きまっていたのかな、と
ただ野球がうまくなりたい、甲子園に行きたいっていう思いだけで3年間白球を追いかけてきたのに、やらせない思いしかないだろうけど、この経験を糧に社会に出ても頑張ってほしい。
コロナだけじゃないけど、社会にはもっと理不尽な事がたくさんあるけど、この辛さを経験した君たちは絶対に強い!
10年続けてきた野球、小学校から甲子園を目標にしてきた野球、毎日一緒に練習してきた日々、
ヒットを打つ瞬間、ホームラン打った瞬間、
例え甲子園が中止になったとしても今まで一緒に頑張ってきた過程と楽しませてくれてありがとうの気持ちは消える事はありません。
人生の方がまだ長いからうまく切り替えて
歩んでいってもらいたいですね。
そして高3の娘がいます。去年まで兄の野球ばかりで娘との時間もなかなか取れず、今年1年はゆっくり娘の大会を家族全員で応援するつもりでした。でもダンス部の大会も軒並み中止になっています。
仕方の無いことだとは思いますが、今年が集大成になる色んな部活でそれぞれ努力して来た最終学年の子供達に何て声を掛ければいいのか…
今年の夏の楽しみがどれだけ実施されるのだろうか?残念と不安感じる。
どのスポーツもだけど、令和2年度の高3生には必ず良い事が起こるように願いたい。
甲子園に出場する高校はひと握りですが、全ての高校球児には夏の大会があります。もし、それらの開催すらないと考えると、残酷で仕方ありません。
難しいのかもしれませんが、他競技も地方の予選レベルでなんとか開催してあげて欲しいです。
この1年間、3年生の部活動の引退時期の線引きが難しそうだなと、つくづく思います。
ただ、インターハイも同じですが、この日のために高校に入ったと言ってもいいような生徒の進路がどうなるのか心配です。そもそも、そういう高校生のあり方が疑問ではありますが。インターハイや甲子園がなくなっても、受験が無くなる事は無いので、部活のあり方は変えていかないといけないのでは。
しかし、今年度はその勇姿が見られないのは残念ですが、貴方達の健康も心配です。
今年がラストチャンスの3年生の気持ちは痛いほど分かりますのでかける言葉が見つかりませんが貴方達の明るい未来は卒業してこれからだと信じ応援しています。
本当にコロナが憎くて堪らない 涙
開催可否は不透明です。
ワクチンが確立されない限り、
自粛→解除→自粛→解除を繰り
返すことになるでしょうし、
それこそこれからの1年半、
何の大会も行われないまま、
引退かもしれません。
2年生のことはあまりクローズ
アップされませんが、今回の中止
が決まった後の、3年生との接し方
は難しいでしょうね。
その後のスポーツイベントにも影響しそう。
確かに、選手や関係者の安全面を考慮すれば仕方ないかもしれないが、学生、しかも最終学年の当人や家族には一生に一度だから、無念だろう。
特に3年生の皆さんは最後の大会になります
この悔しさを胸に今は無理でも今後の人生に向けて頑張ってほしいです。
自分がしてきたスポーツは将来、いつか何処かで
それが自分の子供に教えるのか、いろんな子供を教えたり指導する事になるのか、でも負けるよりも本当に辛い今を乗り越えた人達は今より高いステージを目指してほしいです。
予選会からのチャレンジの場すら与えられないのも残念。両親、監督、仲間と今まで一緒に頑張ってきた周りの人たちへの感謝の気持ちを、これからの人生の中で色々な形で伝えていけたら良いのでは…
悔しくてたまらないだろうけど、受け入れてまえを向いて行ってほしい。
私たちの学校の野球部の先輩たちも悔しがってました。。。
みんなの野球好きだという輝きと陰ながらの努力の笑顔に感動させられてた。
そして、全国の野球部の選手のみなさんがどういう野球をするかとかも楽しみにしてました。
私も今まで見ていて、いろいろ球児のみなさんに大切なものを学ばさせていただきました。
感謝の気持ちです。
ありがとうございます。
全国の三年生の選手のみなさんが素晴らしい未来でありますように!
とにかく心のサポートが必要ですね。
思うんですが、これを機に甲子園大会のやり方、開催時期や日程など諸々。考え直すべきでは?と思います。ただの”コロナ世代”で済ませないで欲しいですね。
社会は時に、5メートルノックや1000本ノックよりも理不尽な時もあるし、心が挫ける事もある。そんな時は昔の仲間とああだったなぁ、こうだったなぁと飲み交わし、草野球て発散しよう。人生はこれからも続くから、人生は諦めないで。
一生に一度経験できるかできないかというチャンスを失ったことは悔しいと思うが、これからの人生に於いてこの体験は必ず活きると思う。人生に於いてチャレンジをする機会は沢山あるからこそその一回のチャンスを逃さない気持ちは人一倍強くなると思う。
高校3年生は最後の大会はダメになるかもしれないが3年間の努力はどこかで人生の糧になると思う。
春の選抜が中止になり、さらに夏も中止となると…3年生の事を思うと心が痛む。また、その保護者に対しても。
プロ野球が6月末から開幕とのことなので、高校野球も何とか開催に向けて動いてもらいたい。
とは言っても、こういった社会情勢だから難しいかもしれませんね。
ドラフト指名数は絞られるだろうし、社会人だってどれぐらい獲るか分からない。
勉強なんてしてないだろうから大学に入れるかどうかも分からない。
来年どうするか、を早いとこ考えてやらないとそれこそ生徒がかわいそうやぞ。
プロと違って甲子園大会も部活の一部と考えれば少しのリスクも許容はできない。3年生にとっては最後の夏となるわけで、一部の選手にとっては人生を左右する大会になったかもしれないが、それも現実と向き合って乗り越えるしかないだろう。
前向きに考えれば決して悲観する事ばかりではないと思い、実力を蓄えておけば大学野球で成功することもあるだろうし社会人からプロを目指すこともできるわけだから頑張ってほしい。
8月下旬まで延長できる代替えの試合を検討してるようだけど、1、2年生と高校卒業後も大学・社会人・プロを目指してる3年生にはいい機会だと思う。
でも、受験勉強をしたい子のことを考えると、延長されると勉強に影響してくるし、多分希望者はもう早々に引退となるのかな。
8月後半まで残ってれば最後の試合の機会があるかもしれないけど、そこまで残ると受験勉強にも響く…
みんながみんなトップアスリートで甲子園本大会を目指してるわけじゃないし、3年間一緒に練習してきて1勝でもしたいとか、人数がギリギリで勉強したい学生が引退したら選手が揃わないなんて学校もあるんだろうな。
あと仮に夏休みも授業しますってなったら部活動どころじゃないよね。もちろん中には「自分予備校行きたいんですけど」って言う人も出てくるだろうな…
本当今年の学生・先生は大変ですね。
野球に限らず、インターハイで活躍して実績を残したかったほかのスポーツの選手も本当に悔しいと思います。
でもこればかりはもうどうしようもないのですから、今回のことは全国の学生が条件は同じ。だから2年生までの実績で進路もしっかり希望も学校に進めるように勉強も、体力づくりも工夫して頑張りましょう。
プロ野球に進もうとした生徒さんも2年までの実績できっとドラフトで良い結果が出るように祈りましょう。
大学に進学の生徒さんは、将来大変だった過去の思い出となってもその時にこうやって頑張ったから今の自分があると誇れる時間を今過ごしてください。
ただ、文科省のせいで入試制度が二転三転されたり、休校が長引き受験の時期や試験内容に不安を抱えたりと。特に、今年度の高校3年生はかわいそう。
子どもたちが、これ以上、政府の対応の遅さやブレブレ方針の犠牲になって欲しくない。
今回の甲子園中止へということで、選手はもちろんですが
選手は無観客でも代替の大会があるかもしれないので少しは救われると
思います。
しかし、応援団の立場からすると無観客試合となるとスタンドへは入れません。
おそらく球場周辺での応援も無理でしょう。
夏の大会は応援団の3年生にとってもほとんどが最後の見せ場になります。
なかなか難しいでしょうが、応援団の団員達のフォローもしていただければ
良いのになぁと思います。
応援団OBの戯言です。
ただ、文科省のせいで入試制度が二転三転されたり、休校が長引き受験の時期や試験内容に不安を抱えたりと。特に、今年度の高校3年生はかわいそう。
子どもたちが、これ以上、政府の対応の遅さやブレブレ方針の犠牲になって欲しくない。
だけど厳しいことを言うと、阪神大震災や東日本大震災、西日本豪雨など災害のあった地域の当事者達は大会参加や夢を追うことに少なからずハンデを負ってる。
今回は世界全体が当事者であって、地域差はあってもハンデは同じ。チームがまともな状態で試合できなかったら結局悔いは残る。
それに今年だけじゃないかもしれない。
「中止」すればよいと考えているが
当事者の生徒、特に3年生は
どれぐらいの「思い」をもって練習してきたのだろう。
練習の成果を試す機会で予選、本線がある。
勝ち負けあるが熱を入れる度合いが高いほど
結果に対して涙を浮かべている。
部活動の賛否両論が問いただされている中で
生徒の1ページを飾る活動だと考えている。
その代表格が甲子園だと思う。
中止になってしまう今、
今期3年生の生徒たちの無念さは
どのくらいの大きさになってしまったのだろうか?
なんでもかんでも100%の完璧な対策は存在しない。
そこを理解したうえで
各方面に協力を要請、賛同してもらえれば
良かったのではないか思う。
大会に接する人達は不特定ではなく
特定の人たちである。
無観客で行うのであれば、
特定の人たちの管理はある程度可能である。
(100%の管理は存在しない。)
しかし、世界で30万人も亡くなっているウイルスが蔓延するかもしれないのだから、こればかりは本当にどうしようもないとしか言えない。早く研究がすすみ、ワクチンや治療薬ができて、スポーツ大会やイベントが気にせず開催できる世の中になりますように。
見る事が出来ないので、各球団のスカウトの
実力勝負になりそうですね。高校、大学、社会人と
練習風景を見ながら、判断していくしかないのかな?
プロも開催されなければ、解雇する選手も見えてこない
ドラフトは、球団側も3位指名位で 終わるかもしれない。地区予選や全国大会の公式試合は出来ないが
せめて、感染対策は万全にして強豪同士の練習試合は
認めて欲しい。プロや大学、社会人の野球関係者は
観戦出来る様にすれば良い。
高野連を含め、大人達は、球児が出来るだけ
悔いを残さない様な、手助けが必要になる。
みんなで、知恵を出していくしかない。
去年までの情報の延長線上をイメージして進めるのか、それとも終息後に自己アピールの場を設けるのか。
どちらにせよ、甲子園が無くなったことによって、プロになれていたかも、日本の宝と呼ばれるレベルの選手になっていたかも、、、という可能性も消えてしまうと思うと、選手としてはやるせないですよね。
しかしながら、部活や地域の活動が出来なくなり、子供達の未来も変わってきそうで気の毒でなりません。スポーツ、文化も廃れてしまうのでしょうか。
コロナ終息後も新たなウイルスが次々と発生するとの事。オンライン授業が定着して勉強のカリキュラムだけこなせば良い訳でなく、友達とのかけがえのない時間、経験が大切なはず。
本当にどうなってしまうのでしょうか。
●人との接触をできる限り減らす努力は続けていただきたい。
●混雑回避に向けての前向きな変化を今後も継続していただきたい。
●常に人との距離を取り、密集を避けて欲しい。
これに照らしたら、甲子園までの移動のリスクもあって試合中も汗や息が飛び散る高校野球の開催が困難な答えに至るのは当然かな。
たぶんワクチンができるまでの向こう2~3年はできない気もする。
管理人の率直な感想
予想はしていましたが、
高校3年生の気持ちを思うと胸が痛いですね。
野球に限らず地方大会は開催を検討してほしいですね。
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