【マラソン】日本新へ追い風 ナイキが‘‘厚底シューズ‘‘新モデルを発表!29日発売
米スポーツ用品大手ナイキは6日、陸上長距離界を席巻する厚底シューズの新モデルを29日から発売すると発表した。ワールドアスレチックス(世界陸連)の新規則に適合し、東京五輪で使用できる。男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=は、五輪代表最後の1枠が懸かる3月1日の東京マラソンで着用する見込み。日本新を出して、報奨金1億円と五輪代表の座を両取りだ。
話題の厚底シューズを手掛けるナイキが、次なる一手を打った。1月31日に世界陸連が新規則を定めて1週間足らず。その規則にきっちりと合った新作を発表した。
その名も「エアズームアルファフライネクスト%」。英紙ガーディアン電子版によると、反発力を生む炭素繊維のプレート1枚を含む底の厚さは3・95センチ。世界陸連の新規則で靴底の厚さは4センチ以下、プレートは1枚までなどと定められ、4月30日以降の大会で履く靴は4カ月以上市販されていることも条件となっていた。
2017年に同社が発売し、国内外で好記録を出して話題となった「ヴェイパーフライ(VF)」シリーズの底の厚さは最大3・7センチ。新作の“アルファフライ(AF)”は新規則の制限ギリギリまでさらに厚くした。29日からの発売で、7-8月の東京五輪にも間に合う。価格は未定。色はアッパーが黒、靴底が緑。英紙ガーディアンは「従来のモデルはランニング効率を4-5%改善したが、新作は7-8%の価値があるかもしれない」と伝えた。
男子マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)は昨年10月、新作の試作品を特別レースで着用。非公式記録ながら史上初の2時間切りとなる1時間59分40秒をマークした。当時はプレートが3枚入っているとされていた。
満を持して登場した新作で、ますます激化するのが男子マラソン五輪代表最終3枠目の争い。関係者によると、ナイキ所属でVFシリーズを愛用する大迫は、発売の翌日3月1日に開催される東京マラソンで新作を使用する見込みだ。同8日のびわ湖毎日を含め、大迫が保持する日本記録でもある設定タイム2時間5分50秒を破った最速の選手が代表となる。当該選手がいなければ、昨夏の選考会で3位に入った大迫が日の丸を背負う。
東京には、前日本記録保持者で新作を履く可能性もある設楽悠太(ホンダ)も参戦。2時間2-5分台の記録を持つ選手が11人も名を連ねた。2段階のペースメーカーが検討されており、1段階目のゴールタイムは同2分台を想定。新作の登場で高速化に拍車がかかる。日本新を出せば、日本実業団連合から報奨金1億円が贈呈される。注目度は増すばかりだ。
年明けの箱根駅伝などでは、ピンクのVFが走路を染めた。東京マラソン、そして東京五輪では黒と緑のAFが“支配”する。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000008-sanspo-spo
ネットの声
ズームフライを履いてからフォームが改善して、それ以外のシューズでも自身のタイムが上がった
。記録更新にはそう言う側面もある事を多くの方も知った方が良いと思う。
大手スポーツメーカーの厚底ランニングシューズを履くと
素人ですらクッション性の良さで
足がリズミカルにポンポン前に出る感覚がある
そりゃ専用にトレーニングしてる選手だったら
効果は絶大なんだろう
しかし厚底の靴は良いもので、地面からの衝撃が原因の
ふくらはぎ痛や腰痛を見事にキャンセルしてくれる
こういう技術は競技では使えなくなったとしても
民間相手に残して欲しいもんだ
まあ、なんにしても面白いレースを期待してます。
一般のランナー含め選手の皆さん怪我なく頑張ってください。
やはり最終的には、個人の能力、努力の差が表れるのでしょう。
シューズにばかり話題が集中するのは、ちょっと選手が可愛そう。
61歳の市民ランナーですが、2月2日の木津川マラソンで旧厚底シューズを履いてハーフマラソンのレースを走りましたが、何と1時間30分を切れました。
60歳代の市民ランナーが旧厚底シューズを履いて続々とサブスリー達成しています。
しっかり練習して新厚底シューズを履いたらサブスリー狙えますね。
足への負担を軽減する技術も必要になってくるってことだろうから^^
技術によって何かができるようになるってことは、同時に何かをうしなっている可能性もあるってこと^^
文化とか見ているとよく思うよね^^
F1なんかだとドライバー+車の性能の結果だと思われるのは当然だからその流れでいいと思う。
これを捻じ曲げて個人の実力だと勘違いしてしまうと話がおかしくなる。
今後はメディアも選手のみならず使用シューズを紹介しましょう。
技術者、科学者の間の争いって感じだな。
どちらにしても、勝つのは金のある方というわけだ。
シューズだけで勝負が決まると言うつもりはないよ。
厚底履けば誰でも勝てる、キミやボクでもメダルが取れる…、
ぞういう意味じゃない。
同じ力の者だったら…ということだ。
だから有力選手でも履きたいわけだよ。
勝敗や記録を左右する大きなファクターだから。
ただ、高反発で蹴ったときにより前に進む力が増幅されるのであれば、やはり明確な基準を示すべきだと思う。
枕やベッドの低反発なものだったら、衝撃は和らげるけど反発力は無くなるわけで、そうすると前に進む力は増幅されなさそうだから、靴による不公平感も減るのかな??
シロートなので、ちょっと詳しいことは分からないけど、、、
国を背負って戦うのに、競技によっては練習も遠征も十分なサポートなく、金メダル取っても赤字なんて先進国として恥ずかしいと思います。
底厚やらプレート枚数やらで制限入れたのは妥当なところでしょうかね。
今後は40mm+プレート1枚での開発に力を入れることになるのでしょう。
個人的にはプレートは靴の範疇を超えた機能である気はしますけれどね。
軟素材での多層構造との境界判断が難しいところですが。
まぁ、OKになったからには選手は最高のパフォーマンスを見せてほしい
靴底はそれほど厚くしなくても、カーボンプレートを複数枚搭載すれば、もっと早く走れるのでは?
おそらく内部では事前に陸連から規制が入る情報を入手していたのだろう。
先に基準を作らせてそこに絶妙なタイミングで規制スレスレの新作を発表する。
世には出ないが、何パターンもプロトタイプがあらかじめあって、それに最適なシューズが発表されたのは容易に推測できる。
情報戦の重要さが如実にわかる一件となった。
履けない不公平は絶対あってはならない。
何人、日本人出すのかね。
春一番が吹くかか季節外れの雪でも降らないかな。
このシューズでの日本新なんて見たくない。
正直、この靴はいての日本新にどれだけの価値があるか、非常に疑問を感じる。
2時間3分台とかのら別だけど。
一億円の山分けでいいんじゃないの?
それでも多いかも。
革袋でのサッカーなんて誰も見たくないだろ。いや、ある意味見てみたくはあるかもしれないけど。
野球ではホームランの出ない試合は面白くない、集客が落ちると言う理由で飛ぶボール使ったりするんだから商業的な側面が強くなってる五輪で新たな技術の導入に抗えるとは思えないけど。
駄目だろうな。
でも、この靴だと
選手の故障も少なそうな気がする。
練習で良い数字が出て自信がつけば
履き替えても良い数字が出そう。
女性のハイヒールみたいに普段使わない筋肉を使うことや長時間つま先立ちの弊害は少なからずありますが、競技面以外の影響はこの靴はどうなんでしょうか。
でも日本人だけでなく他国のランナーも履くでしょうから、記録は伸びても順位は変わらないんですよね。
記録+優勝で1億円にするべきだった。
記録だけなら半額で良かったと思う。
だって靴ありきの記録なんだから。
新しいシューズってことで気分も上がってたからかもしれないけど、GUで結果出るんだからシューズの力は大きいなってあの時納得した。
この靴や他の厚底を履いたから速くなるわけではないこと
厚底を履きこなす技術と走力があってこそ記録がついてくるもの
東京マラソンに期待
陸上選手層の厚みを計画的に増やして欲しい。
ただし今回の改正には問題があります
反発力を生むカーボンプレートは1枚までと規定されました
3枚は規制の対象になる事は誰でも理解できます
ではカーボンプレートを厚くして3枚に匹敵する反発力を生むプレートを開発したらどうするのでしょうね
1枚:定性的表記
カーボンプレートの厚さはxxmm以下:定量的な表記
理系の学生は、いや優秀な高校でも、規則などは定量的な記述をする事を徹底的に教育するのですが・・・
靴で勝負が左右されるのは面白くないという声もあるけど、技術革新を全く認めなければ「全選手とも裸足か20年前の靴で走れ」と言ってるようなもの。
靴が進化するのは仕方無いので、どこまで認めるかを探って決めていくしかない。厚底の靴は
・全体的に今までよりも軽い素材を使う
→衝撃吸収力が弱くなる
→従来よりも衝撃吸収力のある素材をソールに使う
→今までの厚さだと着地時に底付きしてしまうので従来よりも厚くする
→シューズの基材として軽いカーボンプレートを入れる
ってコンセプトで出来てると思う。
これからは各社がカーボンプレートの積層方法や長さ向きで勝負する時代になるのかな。
桐生選手が初の9秒台を出したときにそんな大金は貰えなかったが、短距離と長距離では待遇が違うのか?
しょせん日本の男子長距離なんて遅いどんぐりの背比べなのに、ぶら下げる人参が高級過ぎないか?
値段の方は何とか抑えてもらいたい。。
自身の能力というより靴の能力と記録。
できれば早く、アシックスも追いついて欲しい。
ミズノはいい靴出してきたようです。
実力を靴が引き出してくれた!なら良いけど、実力以上の力が靴によって発揮された!となれば気持ちは微妙・・・。
今後出してくるかもしれないけど
ナイキのシューズはデザインはもちろん
発売のタイミングも絶妙だし
見てるだけで履いてみたいってなるような
ワクワク感があるんだよな
日本陸連はそう願っていないと思う。
レギュレーションを決めた世界陸連の会長はナイキの元顧問です。
レギュレーション発表のタイミングと今回の発表は露骨で醜いなぁ。
4cmのレギュレーションに対して3.95cmてのもあきれるし、
4ヶ月以上市販てのも他メーカーを排除するとても完璧なタイミング。
世界陸連とナイキはベタベタのブラック癒着関係まちがいない。
あきれて笑うしかありません。
4ヶ月って半端な期間もオリンピックに合わせて。
29日発売ってのも東京マラソンに合わせて。
最初、他のメーカーが陸連と組んでNIKE潰しに動いたと思ったけど
実は陸連はNIKE押しだったって事。
していたと聞くので、規定が出来たことはいい。
見慣れていない形だから不格好だとは思う。
お年寄りも女性も子どももガンガン履いて動き回ればいい
ハイヒールを禁止してほしいわ
他の選手も
この同じシューズで走ったらいい
めちゃ楽しみ
管理人の率直な感想
すっかり厚底シューズが定着してきていますね。
ナイキの勢力は増すばかりです。
陸上界はナイキ一色になりそうですね。
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