打者はスイングスピードが高いほど打球スピードも高くなり長打になりやすい。スイングスピードは筋肉量と相関が高く、その向上には打撃技術の練習よりも少ない時間でトレーニングができる。
しかし、投手となると投球技術を磨くのも重要だが、1試合100球前後を投げる「スタミナ」が不可欠。
スタミナを上げるとなると、まず頭に浮かぶのは「走り込み」だ。
昔から野球選手は、スタミナや下半身を鍛えるための万能な練習が「走り込み」考えられてきました。
今回はその「走り込み」の効果をスポーツ科学の視点から考えてみます。
野球の走り込みはもう古い?投手のスタミナとは
走り込みは必要か
一般的に野球での「走り込み」と言われているのは短距離ではなく、長距離走やシャトルランの事を指す。
長距離やシャトルランはどれも全身持久力(ローパワー)のトレーニングです。
しかし、ピッチングは1球1球、数秒休みながらハイパワーで投げ込みます。この「ハイパワーの持続能力」は長距離の走り込みでは身に付きません。
投球中の心拍数は約170~190拍/分の激しい運動にも関わらず、イニングを重ねていっても心拍数は増えない。終盤になったからと言って筋肉は酸素を必要といません。
野球選手の全身持久力
実はプロ野球選手の全身持久力は一般人と同じか、少し高い程度です。
したがって全身持久力は野球の試合では重要性はなさそうです。
長距離走を多く取り組んでいる野球選手は、有酸素運動の効果でマラソンランナーのように細身の体型になってしまう可能性もあります。
実際にマラソン選手は1日に何十キロも走っていて、野球選手はもちろん一般人よりも筋肉量が少ない。
投手のスタミナとは
投手のスタミナは全身持久力ではなく、ハイパワーの持続能力なのがわかります。
それには高強度の間欠的トレーニングが有効なことが明らかになりました。
間欠的トレーニングとはピッチングのように高強度のトレーニングと休息を交互に行うトレーニングの事です。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00010000-geeksv-base
ネットの声
それを野球に適した形とするにはどうするべきか気になります。
あと記事内で気になった点ですが、記事ではvo2maxを持久力の指標として持ち出していますがvo2maxはトレーニングの経験より個人差というべき部分が大きいのでLTを一般人と比較すべきだと感じました
日本人は体型的にも、下半身安定させることで、きっちりとした、フォームの安定させてることは確かでしょ。
ただある程度走るのは必要だと思うよ
走るだけでなく、他の部分も鍛えないとね
ダッシュしたり体幹鍛えたりチューブとか使ったりウェイトとか
昔みたいにただ闇雲にただ走ればいいだけではダメだと思う
あとある程度の距離でいいよ
世の中の指導者は、筋力アップが最大目的の走り込みではないと思うので、是非とも興味があります。
パフォーマンスの絶対値を上げるのに走り込みは不要かもしれないが、長いシーズンを乗り切るためのスタミナ維持のためのトレーニングは必要だと思う。それが走り込みでいいのかは分からないけど。
走りこめないほどの筋肉があるなら、故障の確率あがるのではないでしょうか。
何の為に走るか理解せずに、長距離走を課す指導者ってまだまだ多いです。「ピッチャーは走れ」「アシコシの強化だ」と。まあ、そういう時代に育ってきたから仕方ないのかも知れませんが、自分が教わってきた事が全て正しいかと言うと、NOですね。
実際、投げていて心肺機能がきつくなる事って無いでしょ。
根性野球はもうやめましょう。
毎日走り込んでいる長距離ランナーにピッチングを教えてピッチャーをやらせたらアウトローにビシビシ決めてくれるんでしょうか…?笑笑
200メートルも歩けば息が切れて休憩がいるくらいの急坂。
お尻にいっぱい筋肉が付く。
スタミナを鍛えられるし、下半身もしっかりする。
筋トレや走るよりよっぽど役立つ。
走り込みはコントロール面で不可欠なトレーニングです。
自分の高校でも走り込みといえば長距離走。例えば10キロ走を50分以内に走り終えなければもう10キロをプラスされるという練習法だったが、例えば180センチ80キロのガッチリとしたパワー系の選手は筋持久力がないのでタイムが切れない。しかし監督からは根性が無いと片付けられて毎日20キロ走る羽目になり、コイツは根性が無いとなって、試合に出して貰えない。その結果長距離の得意な175センチ60キロタイプの選手ばかり増え全く打撃では迫力の無いチームになっていった。有名大学で体育の勉強をしていた指導者が4人も5人もいたのに皆が皆揃って走り込み=長距離=タイムの速さ=根性のバロメーターという考えだった。やはり頭の固い人間はいつの時代も勝ち残ってはいけないんだなと思う。
結果が伴ってないからな
机上の空論の域を出ない
筋力をつけるのは結構だがお腹の贅肉を落として塁間くらいは全力で走れるようにせんとね
高校生は絶対アウトでも全力で走ったりする
だからプロ野球は嫌いだけど高校野球は大好き
ある程度の走り込みはアスリートに限らず必要。
管理人の率直な感想
今回の記事は野球選手から見た走り込みの必要性です。
昔から野球部は走り込みをするイメージでしたが、近年の高校野球具部では走り込みをしないチームが増えてきてると言います。
いち早く走り込みをやめたチームの監督は、投球のスタミナは投球でしか身に着かないとの考えもあったようです。
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