星稜OBの松井秀喜氏 「優勝できないのが、星稜。母校のそういう所も大好き。宿題が残った感じ」
「全国高校野球選手権・決勝、履正社5-3星稜」(22日、甲子園球場)
初優勝を狙った星稜(石川)だったが、履正社(大阪)に逆転負けを喫し、準優勝に終わった。試合後、星稜OBで元メジャーリーガーの松井秀喜氏が大会本部を通じてコメントを出した。
全文は以下のとおり。
◇ ◇
結果は残念でしたね。見ていましたよ。決勝戦だけではなくて、インターネットで全試合見てました。でも、仕方が無いです。勝者と敗者が必ず出てしまうのが野球です。履正社とお互いに精いっぱい戦って、負けたわけですから。決勝戦も非常にいい試合でした。七回の同点劇の攻撃なんか、素晴らしかった。チームとしては、奥川君を中心とした、まとまったチームに見えました。守備も良かったし、打撃は苦しんでいましたが、智弁和歌山戦以降、爆発しましたね。今までの星稜だったら、智弁和歌山に負けて終わり。甲子園での死闘は必ず敗者になった。あの試合に勝てたことは、今までの星稜の歴史を変えてくれたと思います。令和元年、101回目の甲子園で、何か新しい歴史が始まる感じがしました。
林監督については、選抜大会以降、彼も大変だったと思う。(謹慎の)2カ月間、野球を離れて、彼も自問自答し、新たな出発をしてここまで来られたことは、素晴らしいですし、大きな財産になったと思います。でも、ここで優勝できないのが、星稜。母校のそういう所も大好きです。何か新たな宿題が残った感じですね。また、新たなチャレンジをして全国制覇を狙ってもらいたいですね。ただ目標は全国制覇かもしれませんが、星稜高校野球部のモットーは、あくまでも、野球を通しての人間形成です。それが校訓である「社会に役立つ人間の育成」につながっていくと考えています。
後輩達のプレーにたくさん感動させてもらいました。林監督はじめ選手の皆さん本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000110-dal-base
ネットの声
謹慎とか色々あったけど1つになって決勝まで辿りついたのも立派。
個人的には智弁和歌山との試合が今大会のベストゲームです
でも星稜の準優勝は素晴らしかった!
久し振りに甲子園の中継を楽しみました。
松井氏のコメントも本当に愛の溢れるものだと思います。
勝負には確かに勝たなければいけないけど高校野球では人間形成が一番だと思います。
こんなOBがいる星稜高校は羨ましいかぎりです。
こういう大先輩がいるのも、星稜の魅力だと思うし、恵まれていると思う。
履正社は選抜と練習試合で星稜に負け、その悔しさから、さらに強い
チームになった。残念ながらU-18の高校野球の代表メンバーに
優勝した履正社から誰も選ばれなかったが、履正社のメンバーも、
星稜の奥川投手も次のステージ、プロ野球や大学野球などで
是非、頑張って活躍して頂きたい。
優勝した直後に履正社の選手が皆、涙。負けた星稜の選手は
笑顔で溢れたが、しばらくして星稜の奥川投手の涙が止まらない
画像に私も涙が出た。
悔し涙は、次のステージのエネルギーになるような気がする。
奥川投手は、プロ入り後、大活躍してWBCの日本代表として活躍を。
すごく救われました。
星稜の選手にも届くといいな。
この松井秀喜さんのコメントこそが、星稜高校が貫いている野球を通しての人間育成の賜物だと思った。
同じ県民として本当に誇りです!
松井さんはその典型例です。5連続敬遠なんてされたら普通の高校生は怒るが、山下元監督が松井さんの将来を見据えた教育をしてくれたお陰で立派な社会人になれたんだと思います。
山下さんも社会科の先生だったのも選手にとって良かったんじゃないかな。
野球しかできない教育をするのはある意味犯罪だと思います。
そうなんだよ。星稜って伝統的に強いのに、なぜだか頂上へ行けない。
松井が言ったからじゃなくて、昔からそう思ってた。
全国高校サッカーでも3位が何回かあって、遂に決勝へ進んで、ほぼ終了間際まで2点もリードしていたのに逆転されて負けたもんね。
だから今回も星稜が負けるかな?と思っていたらその通りに・・・
だけどサッカーは次の年に優勝したもんね。
野球もそれに続くかも。
奥川君はいないけど、来年にむけて頑張ってください。
一年間戦ってきた学生さん。お疲れ様でした。
野球に限らないけどね。
素晴らしい試合を見せてくれた両校の選手達が、この経験を糧とした人生を送れますことを願います。良い試合をありがとう!
だから明徳義塾高校と対戦して五打席連続敬遠されても対戦した明徳義塾高校を非難しなかったらしい。
とても人格者には間違いない。
林先生の授業も受けたことがある一人でもあるので今年の甲子園はほぼ全試合リアルタイムで見ていました。
ただ今日の決勝だけはどうしても仕事が休めずに見る事が出来なかったのが悔やまれます。
結果はある意味期待通りにはいかず、でもある意味予想通りの結果。
松井氏も言っている通り負けの結果を知った時「ダメだったか、でもこれも星稜らしいな」と思わず呟いてしまいました。
そのあとにこの松井氏のコメントを見て、あーやっぱりそういう所は同じ卒業生なんだなと変に関心してしまいました。
奥川君でダメだったから次何年後、何十年後になるか分からないけど、星稜なら決勝に行けなくてもまた好試合を見せてくれると期待してます。
記録に残るより記憶に残るのが星稜らしさかなと。
そんな星稜がやっぱり好きですね。
でもその前に大阪桐蔭が大阪の覇者を奪還するために履正社を潰しにかかってくる。
初優勝を遂げて追われる立場になった履正社の今後が楽しみ。
この言葉に彼の全てが含まれていると改めて感じました。
温かい言葉。
松井氏の人柄が表れている一言。
自身も同じ悔しさを経験しているからこその
ねぎらいの言葉だ。
どちらかが負けてしまう。
しかし、決勝戦に相応しい、しびれるような試合だった。
奥川君の人生はまだまだ始まったばかり。
甲子園を存分に体験できたことは、とても大きな糧だ。
立派な社会人に育って行って欲しいですね。
それにしても素晴らしい試合でした。
在学時は2年生の時にベスト4止まり、3年生では明徳義塾相手に5打席連続敬遠、後輩も決勝に行ったが準優勝止まり、いろいろあったがプロでも大活躍してすばらしいと思います。
母校を思うコメント、すばらしいです。
強い星稜、記憶に残るいい試合をする星稜、それでも優勝にはなかなか届かない星稜。
今回こそは…と思いましたが叶わず。
奥川くんだけでなく去年悔し涙にくれた寺沢くんにもいい思いをさせてあげたかった。
1.2年生も多いチームでしたから来年にも期待です。
そして松井さんをみていると星稜高校の人間形成の野球学ということを本当に実感出来ます。
さすが、国民栄誉賞。素晴らしい。
ヤンキース時代もジーターととても仲が良かったですが、ジーターも松井の人間味があるところにとてもひかれていたのかもしれないですね
北陸勢初の優勝旗を持ち帰るのは星稜野球部しかないと思います
優勝したときの松井氏のコメントも非常に楽しみです
奥川投手をはじめ、星稜ナインは、今回は残念だったけど
´甲子園が人生のピーク´では詰まらない・・
松井選手のように、甲子園の悔しさをバネに
さらに輝いていってほしい。
星稜は優勝出来ないチームと思ってると仰ってたのは御自身が高校野球でプレーした経験した者しか言えない感想でしょう。
しかし、今大会の星稜は旋風を巻き起こした。
優勝した履正社も強く素晴らしいチームでした。
決勝戦以外の試合でも若者たちの頑張る姿を見てると、こちらもエネルギーを貰えます。
高校野球って素晴らしい。
来年の星稜こそ強い!
強くならなかんと思います!!
星稜高校には、感謝しています。そして星稜の生徒だった事に誇りを持って、仕事しています。
星稜野球部の皆さんも、この星稜で過ごした3年間を糧に大きく成長され、それぞれの道に進んでも立派な社会人として活躍される事と思います!本当に感動をありがとう。
胸を張って石川に帰ってきてください!!
お疲れ様でした!
野球を通じての人間形成と明言できることがすごい事。
星稜の選手はみな、強く、豊かな心を持っている気がする。
次のステージに行っても今を忘れないでほしいね。
選手たちを日本で労ってやってください。
本当に甲子園で優勝すると言う事の難しい事なのだと改めて思う。
ここで優勝してたら普通の強豪校になってたかもしれない。
松井秀喜は外から目線で見れてるね。
勝ち負けに真価があるわけではないからな
勝たなきゃ栄冠は得られないが、甲子園大会のワンゲームにすぎない。
勝った履正社はもちろん立派だが、9回勝つために全力を尽くしたことに真価がある
最後、閉会式で泣いていたのは、見ているこちらもグッときました。
優勝できなかったのは残念でしたが、良い仲間に恵まれて、
このような経験ができたことは財産になると思います。
同じ年齢の子供がいますので、
すっかり母親目線になってしまってますが、
これからも応援しています。
松井さんはOBとしてより悔しい気持ちもある中でこのようなコメント出せるあたりさすがだなぁと思います。
逆に本田圭佑さんみたいにどちらも讃えつつ、前向きなコメント出すのも球児たちを勇気付ける大きなものですね。
エース奥川君は笑顔が印象的で優等生なイメージでしたがやはり最後は涙。
人間味溢れる良い青年です。
星稜からは素晴らしい人物がたくさん巣立つのでしょう。
令和最初の甲子園に相応しい見応えある試合ありがとうございました。
コメントが素晴らしいです。作った内容では無く心から思っているからこそ出てくる言葉であり、人の心をうつのでしょう
今日の結果が、きっといつの日か全国制覇という最高の花を咲かせると確信してます。
林監督これからも星稜頼みましたよ。
本文のコメント、特に最後の部分は流石一流の松井。
ただ目標は全国制覇かもしれませんが、星稜高校野球部のモットーは、あくまでも、野球を通しての人間形成です。それが校訓である社会に役立つ人間の育成につながっていくと考えています。
山本省吾の2年生の時を思い出します。
キャッチャーは三浦、足を引きずっていた?
凄く感動的だったのを覚えています。
だから、今年も星稜を応援していたのかもしれません。
今年の星稜バッテリーは石川県の出身で、同じ少年野球チームからという記事も見ました。
でも、勝負は勝負。
お疲れ様でした。
いつもこの高校にはドラマを感じさせてくれる何かがある
勝っても負けてもインパクトにとても残るチーム
かなりの御寄附や指導もされていたと聞きます。
でも、勝てばそれで良いというのが高校野球じゃないから、前向きなコメントをされたのでしょう。
良い試合でした!
奥川投手も最後は打たれて失点しましたが、金属バットをねじ伏せて、準決勝まで防御率0点は立派です。
オフはしっかりと身体を休め、プロ野球の世界に備えて下さい。偉大な松井先輩に近付けるポテンシャルの高さを感じました。
管理人の率直な感想
偉大なるOBから、こんな素晴らしいメッセージを貰えるなんて羨ましいですね。
松井氏が言っている通り、星稜にはたくさんの感動をさせてもらいましたね。
しっかり休養して、それぞれ次のステージでの活躍を期待しています。
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