【甲子園】2年ぶりのセンバツ開幕!選手宣誓は仙台育英・島貫主将
第93回選抜高校野球大会は19日、甲子園球場で開幕する。新型コロナウイルスの感染防止策として、開会式は初日の3試合に出場する6校が参加し、18日のリハーサルは6校の主将らで行われた。昨年は春夏甲子園が中止となり、選抜は2年ぶりで、令和初の開催。第2試合で明徳義塾(高知)と対戦する仙台育英(宮城)の島貫丞(しまぬき・じょう)主将(3年)は堂々の選手宣誓を披露。10年目を迎えた東日本大震災への思いとコロナ禍で開催される大会に感謝の思いを込めた。
甲子園球場に“希望の春”の訪れを告げる声が響き渡った。
「自分も東日本大震災を経験しているので、2011、12年の(選抜大会の)選手宣誓には非常に感動し、今でも覚えています。今度は自分が小さい子供たちに伝えていければ…」
開会式のリハーサルを終えた仙台育英の島貫主将はそう振り返った。2011年3月11日の震災発生時は福島市の湯野小1年。家族や実家は無事だったが、福島第一原発事故の影響もあって、半年ほど山形県に疎開した。それから10年…。節目の年に、選手宣誓を務めることになった。
大役が決定した翌日から須江航監督とともに、10年が経過した被災者の記事などを読み込み、昨年の選抜、夏の甲子園が中止となったコロナ禍の背景も改めて勉強し直した。チームメートの意見も募った上で、組み合わせ抽選会で日本高野連・八田英二会長が掲げた3K(感謝、感動、希望)を文言に入れることを決めた。
さらに震災への思いを“リレーする”という意味で、11、12年の選手宣誓のフレーズも取り入れた。「仲間に支えられながら困難を乗り越え」(11年)、「答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことでした」(12年)が、その部分だ。
そして、3月10日に宣誓文が完成。それでも震災当日の11日に自身の気持ちともう一度向き合い、「これからの10年、私たちが新しい日本の力になれるように歩み続けます」との部分を微修正し、前向きさと力強さが加わった。その後、須江監督が幻となった昨年の選抜大会同様、3・11に甲子園のベンチ入りメンバーを発表。背番号「3」を手渡された島貫は「昨春出られなかった3年生の思いも背負って、必ず日本一になる」と誓いを新たにした。
リハーサルは新型コロナの感染対策として簡素化され、19日の3試合に出場する6校の主将ら一部の選手のみが参加。開会式に参加しない26校は、事前に収録した行進の映像が球場の大型ビジョンで流された。12年の開会式リハーサルでは、選手宣誓を務める石巻工(宮城)の阿部翔人主将が胃腸炎と発熱のために欠席したが、島貫主将は「スラスラいけたので、本番も自信を持ってできる」。震災を乗り越え、コロナ禍で夢をかなえた球児の春が始まる。
◆開会式で披露される選手宣誓全文
宣誓。きょうここに高校球児の憧れの舞台である甲子園が戻ってきました。この1年、日本や世界中に多くの困難があり、それぞれが大切な多くのものを失いました。答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことでした。
しかし、同時に多くのことを学びました。当たり前だと思っていた日常は誰かの努力や協力で成り立っているということです。
感謝。ありがとうございます。これは出場校すべての選手、全国の高校球児の思いです。
感動。喜びを分かち合える仲間とともに甲子園で野球ができることに感動しています。
希望。失った過去を未来に求めて希望を語り、実現する世の中に。
そして、この3月で東日本大震災から10年となりました。日本、世界中に多くの協力や支援をいただき、仲間に支えられながら困難を乗り越え、10年前、あの日見た光景から、想像できないほど希望の未来へ復興が進んでいます。これからの10年、私たちが新しい日本の力になれるように歩み続けます。
春は選抜から。おだやかであざやかな春、そして1年となりますように。2年ぶりの甲子園、一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います。
令和3年3月19日、仙台育英学園高等学校硬式野球部主将、島貫丞
◆選抜・2011年と12年の選手宣誓(一部抜粋)
★2011年(創志学園・野山慎介) 宣誓。私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができる、と信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう、日本! 生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
★12年(石巻工・阿部翔人) 宣誓。東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。被災をされた方々の中には、苦しくて、心の整理がつかず、今も当時のことや亡くなられた方々のことが忘れられず、悲しみにくれている方がたくさんいます。人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう、日本の底力、絆を。今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
◆この日の仙台育英ナイン
兵庫県の伊丹スポーツセンターで約2時間の練習を行った。須江監督は「予定していたことは全てできた。上がり調子で迎えられる」と充実の表情を浮かべた。初戦の相手は春夏通算40度目の出場となる明徳義塾。「明徳さんのように野球のうまい、トーナメント型のチームに勝てれば、経験値が上がる」とした上で、「僕の中では(相手エースの)代木君は点数の取りずらさという点では大会屈指の投手だとみています」と警戒を強めた。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/08b3121391d83b8adf0fd1a2a3fc117f1e806c44
ネットの声
またこのような経験を通して、限られた時間と空間を使ってどのような練習が出来るのかを創意工夫する力や、1つの目標に対する集団意識の高め方なども得られたのでは無いだろうか。
コロナ禍でも前を向いて努力してきた球児達の1球1球に込められた熱い想いに注目して大会を見届けてあげたい。
色々と制限はあると思いますが、その中で少しでも楽しんでもらえたら大人としては嬉しいです。
朗々と歌うというより、斉唱しました。
じんわりと心に響くその声でした。
坊主頭、軍隊式の行進。
どこかしら、時代に取り残されたような
高校野球の開会式ですが、
やはり、甲子園に球児が戻ってきたという
嬉しさがこみ上げてきます。
さあ、去年、無念の思いで
甲子園でプレーできなかった選手の分まで
思う存分躍動してください。
感無量の思いでいっぱいです
出場選手たちはこの大会に携わった関係者すべてに感謝しながら
全力プレーで頑張って欲しい
中学の野球県大会の切符も手に入れたのにコロナの影響で涙をのんでユニホームのポケットに入ったまま…
そんな思いをした全国の球児たちの思いも胸に感動、希望のプレーを見せて下さい️
応援してます️
野球にかかわらず学生の皆さんには取り組んできたことを試せる機会があることを願います。
野球にかかわらずね。
出場する学校は聖地で精一杯戦ってほしい。
中止になった先輩たち、地域の人々もテレビやラジオなどによる「応援」という形で戦うことができる。
昨年の先輩たちや地域の人々など選手以外も甲子園の選手たちに力を届けてあげてほしい。
コロナが憎いな。
無観客って言う考え方が馴染めないこともあったと思うけど。
去年の段階では怖くて出来なかったのはもちろんわかる。
今年は開催されることになって嬉しい。
待ち遠しい!
他の部は今より感染者多いなか大会が開催されました。そのときは良く決断したというようなコメントが大半でしたが、野球部の大会が開催されるとなると急に文句を言う人が現れるのは何故でしょう。
1、2年生にはこの春の甲子園、どうか体調や怪我には気をつけて思いきり楽しんでもらいたいです。
自分達と同学年の選手達の甲子園を見たかった気持ちは未だにありますが、また甲子園を見られることに喜びを感じています。
出場される選手の方達は悔いのないように頑張ってほしいです。
すばらしい音声で感動しました。
こんなにも「君が代」が素晴らしく聞こえたのは初めてです。
ありがとうございます。
ここからまた感染が拡がらないことを祈ります。
テレビの前からにはなりますが応援させて頂きます。頑張って下さい。
今、少しずつ当たり前だった頃の日常に戻りつつある景色のひとつである
高校野球。
熱いプレーはもちろん、いつもより大きく聞こえる金属バットの音、
いつもより大きく聞こえる選手の声を私たちは楽しみます。
夏タイヤに換えて家の回りを雪で傷んでないか点検したり、花や家庭菜園の準備したり
去年は、他のスポーツや文化部なんかも、成果を発揮出来なくて辛かったと思う
(私ごとだが、去年は母校の野球部の前評判が高く、いつも以上に街の期待も高かった)
出場される選手の皆さん
元気いっぱいプレーしてください!応援しています!
素直に嬉しい。昨年は春の風物詩がなく、それに他のスポーツも大打撃を受けたのですごく寂しい春だった(泣)
高校球児の気持ちも心中いくばかりかと思うと胸が張り裂けそうだった昨春。
『春はもうすぐ』私の好きなアーティストの曲名。
高校球児にも『春はもうすぐ』やってくる。
選手の皆さんには全力プレーで2年ぶりの甲子園を存分に満喫してほしい。
スポーツは好きですが、野球に限らず大人数集まる大会の運営は本当に難しいと思います…
こんな世の中でも常にひたむきに甲子園目指して頑張って来たその思いを、晴れの舞台で思い切り爆発させて下さい。
応援してるよ!!
吹奏楽部にとっても晴れ舞台のはずだっただよね
来年は生音が響きますように
球児は是非とも悔いのないように試合をしてほしい。みんな頑張れ!
去年と今年の違いはコロナへの慣れ?だけで、実情は変異型も含め悪化している。
何かしらの方針や検証のないまま、開催したりしなかったりは、各所で問題が起きる。
オリンピックを開催するには春の選抜は開催しないと示しがつかない。。。
など、政治的な背景が影響しているようにも思う。
少なからず、昨年、涙を飲んだ生徒や親族、野球関係者が多くいた事は忘れてはいけないと思う
大人の政略、施行で若者、子供の楽しみが制限されちまってきたけど、未来に向けてぜひ前向きにがんばってな
大人の政略、施行で若者、子供の楽しみが制限されちまってきたけど、未来に向けてぜひ前向きにがんばってな
なんとか開幕にこぎつけた。
感謝の気持ちを忘れず、一代上の分まで頑張ってほしい。
とにかく無事にやり終えますように。
まもなく開幕、こちらの心も高揚している。
各々思うことはあるかもしれないが、自分達が出来るプレーをして、思う存分、甲子園で暴れて欲しい!!
拍子抜けする大会歌だけはなんとかならんだろうか?
お前らが希望なんだ
スポーツの素晴らしさ、若い情熱を見してくれ
と思うと、去年の選手たちがかわいそうだよね。去年はコロナについて何もわからず、対処のしようがないってこともあったけどね。
小、中、高、大学と何とか大会が開かれる事を
ただ、ただ祈ります。
勝っても負けても球児の全力プレーは見ていて清々しい!
ガンバレ高校球児
高校球児、悔いなく頑張ってください!
応援に行けない人もみんな応援しています。
私もテレビ越しで応援します。
彼らも大会が中止になって悔しい思いするのだから、もう少しがんばろう。
どちらも正論に聞こえますが安全に不安がある状況で、大人が考えなければいけないのはどちらでしょうか?
全国的には緊急事態宣言は解除されていません。
大会が行われれば選手たちは頑張るし、感動もあるでしょう。選手の家族や友人その家族のリスクを伴って。
野球が出来て良かったね。
皆さん、頑張って!
やるからには最後の決勝までやらせてあげたいな
満員の甲子園、ブラバンの生演奏が響く中でプレー出来る状態に早く戻ります様に。
ただあの頃はえたいの知れぬウィルス感が
今より強かったですけどね!
悔いのない全力プレーを期待しています!頑張れ!
私は野球を観戦するのがすきであと色々趣味があるが、
私は東京在中で東京ではプロ野球観戦は全部行ったけど、
阪神甲子園はまだ私が生まれてからこのかた1ども行ったことはない。
昨年は行こうと思ったがCoronaによりいけなかった。
いつさしか甲子園に行って野球観戦を楽しみたい。
管理人の率直な感想
ようやくセンバツ大会が2年ぶりに開催されますね。
まだまだコロナ禍で大変な世の中ですが、
高校球児のはつらつとしたプレーで日本に勇気を与えてほしいです。
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