【プロ野球】セDH制導入について選手会が意見交換…9割以上が賛成「議論し提言していきたい」
巨人が積極的に提唱する「セ・リーグの指名打者(DH)制導入」について、日本プロ野球選手会でも意見交換されていたことが16日、分かった。同会の炭谷銀仁朗会長(33=巨人)が本紙の取材に応じ、今月3日に一部の選手を対象にアンケートを行い、強い反対意見がなかったことを明言。実際にプレーする選手らの意見は今後のセ球団の議論において重要な判断材料となる可能性がある。
2リーグ制を敷くプロ野球でルールの大きな相違点であるDH制。炭谷選手会長は「自分たちはルールを決める立場ではない」と前置きしつつ「選手の中にもさまざまな意見があるので議論し提言していきたい」と決意を語り「実際(セ・リーグがDH制導入なら)投手の負担減を歓迎する声もある」と明かした。
メジャーはア・リーグ、日本はパ・リーグが採用するDH制は投手が打席に立たず、打線に野手が9人並ぶ。投手は代打を送られることもなく投球に集中できることで完投能力が高まり、野手も出場機会が増えて自然と力勝負が増える。近年はパ・リーグが日本シリーズや交流戦で優勢なことから力の差がついた要因にDH制を挙げる声も多い。一方で投手が打席に入るのは「本来の野球の姿」とする声も一定数はある。
今年の日本シリーズはコロナ下で「投手の負担を減らす」という目的で全試合でDH制を採用(例年はパ本拠地のみ)。ソフトバンクが昨年に続き巨人に4連勝と圧倒した。数年前からセ・リーグは巨人を中心にDH制導入を検討しているが、今回シリーズの結果を受け、プロ野球OBやインターネットなど各方面でDH制導入の議論が活発化している。
そんな状況で今月3日に選手会は大阪市内で毎年恒例の選手会大総会を実施。「選手の意見を聞いておいた方がいいのでは」と考えた炭谷会長は、集まった12球団の選手会長や副会長ら25選手に対し「セ・リーグのDH制導入に賛成か反対か」という趣旨のアンケートを行った。結果は9割以上が賛成で「どちらとも言えない」などの慎重意見は少数にとどまり「(コロナ下で)投手の負担が減るのはありがたい」や「国際大会でも採用しているし、自然な流れ」という意見が多かった。
14日には巨人がセ・リーグ理事会に来季の「DH制暫定導入検討のお願い」とする提案書を提出。他球団の猛反発で見送られたが、今季10完投で沢村賞に輝いた中日・大野雄は「投球に集中できるので大歓迎」と賛同していた。
現在、巨人と反対球団には大きな溝があり本格的な議論ができていないという。それだけに炭谷会長は「僕らは決められたルールに従う。しっかりと議論してほしい」と希望する。実際にプレーする選手から上がった「声」は、少なからず今後に影響を与えそうだ。
《04年球界再編で古田氏が“存在感”》過去に選手会の動きが球界の流れを大きく左右したのは、04年の球界再編問題が挙げられる。同年6月、オリックスと近鉄の合併構想が表面化。古田敦也(ヤクルト)が会長を務める選手会は「2リーグ制12球団」の維持を訴えてNPB側と折衝。9月18、19の2日間、プロ野球初のストライキを決行した。ファンの声も味方となり、12球団の維持が決定。楽天の新規参入が決まった。最近では選手会が「現役ドラフト」の導入を訴え、今季からの導入でNPBと方向性が一致したが、コロナ禍により実施は来季以降に持ち越されている。
【DH制導入提案の流れ】
▼19年10月24日 巨人・原監督がオーナー報告で「(セも)DH制は使うべき」と提言。日本シリーズでソフトバンクに4連敗し「DH制というので相当差をつけられている感じがある」。高校野球ではレギュラーが9人から10人に増えることから「教育的」という持論が根底にあり、球界発展に話を広げた。
▼20年11月19日 NPBが日本シリーズで全試合DH制を導入すると発表。コロナ禍による過密日程で投手の負担を軽減するためソフトバンクが申し入れ、臨時実行委員会で特例として決まった。巨人以外のセ5球団から難色を示す声も出たが、斉藤惇コミッショナーが判断した。
▼同12月14日 巨人がセ・リーグ理事会で来季、暫定的なDH制導入を提案。山口寿一オーナー名で提案書を提出したが、賛同を得られずに見送られた。コロナ禍での投手の負担軽減、野手の出場機会増などを理由に掲げ、他球団から「巨人が提出した文章を公表するなら議論に応じない」という意見も受けたが、公表に踏み切った。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a4910c267968fe9d38dfe92e3b3795691ebaecec
ネットの声
コリジョン導入等の危険防止対策を行ってきたこともそれに伴うもの
投手の負担を減らし怪我を未然に防ごうとする為の防止策という意味でもDH導入は考えてもいいことだと思うセ・パの格差がDHにあるから導入しようという意見ならば違うと思うけどね
パリーグの球界再編問題が起こるまではセリーグが強かったよ。普通に。
DH制に原因を求めるのは間違ってはいないがそこを強調するようでも成長はしないだろう。
少なくとも打席でやる気ゼロの選手が立つシーンがなくなるだけでも良い事だとは思うけどね。
その辺の采配の良し悪しが見られなくなってしまうのは少し残念かなあ
ただ、DH制にすれば投球に集中しやすくなり、完投する投手も増えたりすると思うので、それはそれで魅力的かな
でもでも、投手がヒット打つと結構盛り上がるのだけど、それがなくなるのは悲しいかも
色々と悩ましいです
実際にセ・リーグが導入したからといって即結果が出るものではない。
あくまでも選手・リスペクトの理念に基づくものだと思う。
ただ「バット持って打席に立って打つ」だけではないことを
知らない人が多い。
投手9番だと7番打者のときから
プロテクターを身体のあちこちに装着しないといけない。
8番で攻撃が終了すると、またプロテクター外して
ベンチ横でキャッチボールする間もなく、マウンドへ。
ピッチングが終わるとまたベンチに戻ってプロテクター装着してバット持って打席へ。
もし投手がランナーに出てるとき味方の攻撃が終わると
同じようにキャッチボールする間もなくマウンドへ。
そういうファンに分からない手間であったり
投手としてやっておきたいルーティンが出来ないことが
プレーしてる者でないと分からない負担。
DHであればそういうことをせず
味方の攻撃中に次のイニングに向けて組み立てを考えながらキャッチボールに専念できる。
日本シリーズはパより有利とか言われてた時代もあったのにね。
実際にパリーグが手も足も出ない時代もあった。
(みんなFAで巨人・メジャーに行っちゃったからってものあったけど)
投手の負担を下げる為に導入って論法なら大いに分かるが、
パリーグの優位性はDH制の恩恵だというのは、パリーグに失礼。
不人気リーグと馬鹿にされたパリーグが
チームを強くして収益を上げる為に、どれだけ努力したと思ってるのか。
読売との対戦で興行収入は豊かだし、実力の伴わない選手でも人気だけはあって接待の誘いは多いし、パの無名選手たちの練習量とは比較にならないと思いますよ。
ちょっと前はパの試合は中継もなかったし新聞記事の扱いも差別的でした。
実力差はなるようにしてなったって感じでしょうか。
その理屈で攻めるより単純に「投手が打席に入るよりも野手が打席に入った方が点を取れる可能性が高まる」という理屈で攻めた方が自然だとおもう。
①選手会長、副会長25人程度の意見(しかも明文化されていない)を「現場の意見」と宣う選手会会長。やるなら支配下全選手にアンケートを行うべき。
②選手会長の所属球団監督は、DH制推進派。中立的立場ではない。
③そのような記者会見を「選手会が決起」と伝えるマスコミのミスリード。
一部の選手(その多くは高額年棒)の意見が組織=選手会の総意であるような見解はおよそ民主的な組織ではない。
私としてはセ・パでこのルールの違いが、日本シリーズや交流戦の面白さの一つだと思っています。
DH制の有無で強さがが変わるわけではないのは、メジャーリーグのワールドシリーズの結果を見れば明らかです。
もしセ・リーグがDH制を導入するのなら、1部リーグ・2部リーグと分けて入替制にした方が良いと思います。
中継ぎと抑えの投手は短いイニングを期待されていて、打席が回れば代打が送られるだけなので、あまり効果はないと思う。
先発投手は、登板間隔がメジャーの「中4日」と比べて「中6日」と十分空いているので、全然ゆとりがあるはず。
野手の出場機会も、DH制なら1試合9人のままで終わる可能性があるのに対して、DH制がなければ代打で何人か出場できるように思う。
投手負担軽減を訴えるなら、支配下選手の人数と、一軍ベンチ入り人数を増やした方が良くないですか?
また、負担というならキャッチャーの方が大変のように思います。
投球の度に立ってしゃがんでを繰り返して(スクワット200回位?)、内野ゴロの度に一塁カバーで全力疾走して、さらに打者として打って走って・・・を毎試合ですから。
今永みたいに投手でもファールで粘って、一球でも多く相手に投げさせようとしてる姿を観てると、感動すら覚えます。
DH制だと、三浦番長の、投手でヒットを打った年の連続記録とか、二度と更新されなくなっちゃうんですね。松坂だってDHじゃなければ色々な記録持ってたでしょうに。
ベイの新人の入江の二刀流も、セ・リーグだから出来そうだったのに。ま、これは実績はないんですが。
打席絡みの投手交代なんて監督の腕の見せ所かなと思うんですがね。
パ・リーグが強いのは決してDH制の為だけじゃないと思います。
面白みが一つなくなりそうなのが淋しいかな。
DHのほうが出場枠が増えるので導入できるならしたほうがいい。
DHで出場機会が奪われる選手もいるかもしれないが、全体でみたら
選手にとってメリットのほうが大きいだろう。
ただ個人的には9人制のほうが面白いとは思うが、少数派だと思う。
他のスポーツでいうなら、例えば
「バレーボールはサイドアウト制のほうが面白い」という意見などと
同じようなもので、何にでも一定のファンはいるというだけ。
DHが始まってしまえば、DHで良かったと思うだろう。
また、投手のケガ(打席や走塁での)や体への負担の軽減(攻撃が長引き塁上に長時間いる場合もあり寒い時など肩に影響もある)にも繋がると思うし、投手はイニング間も肩のケアや投球に集中でき、より良いパフォーマンスに繋がると思う。
とりあえず、やってみて検証を。
レギュラーが1人増えることは選手にとっても活躍の場が増える事だし。
ただ、戦績がセがパに劣っていることをDH制導入の理由にしてほしくない。
DH制導入だけで、セがパに勝てるなんて思ってはいないだろうが、
基本的なもの、大きく言えばセ各球団の経営体質から変えていかなければ、この差は埋まらない。
今回の暫定的採用案はあまりにも提案時期が悪い。一球団の自己都合による提案としか考えられない。他球団の反対により見送りとなったが、これは良い事だと思う。いつまでも巨人に「おんぶに抱っこ」状態ではセは変わらない。
ただ、この提案をたたき台として1年間をかけてじっくり検討してもらうことを願う。
それでも4タテだったんでしょ?
んじゃ、DHが原因じゃないでしょうに。
DH制にしたからって完投数が増えるとも思わない。
単に投手の分業制が確立してるからであって、リリーフを休ませたいと思って投げてるエース級は自然と完投数は増えるだろう。
監督の方針、チームの編成、個々の意識が今のセとパの違いじゃないかな?
まぁ、試しにセも導入してみたらいいよ。
リーグによって違うから面白いのであって、同じにするなら1リーグ制でもいいのでは?
打席の前後は、次の投球への準備時間は減るし、
切り替えのタイミングとかあるし、
出塁した時のプレイなども難しい。
ただ、投手の打席に関しては、
何としてでも塁に出ようという意思が感じれないのが好きではない。
これは、チームのため、得点になれば自分の成績にもつながる事。
チームオーダーだったり、誰にでも苦手はあるかもしれないが。
自分は、投手の打撃は好きなので、なくなるのは寂しい。
投打で活躍!って出た時は気持ちがいい。
パにも打撃大好き投手いるし、実は交流戦が楽しみとか。どちらにせよ、どうすることが最善か、よく話し合って進めてほしい。
好投している投手にどのタイミングで代打を送るかといった読み合いは面白かったしセ・リーグの強みだったと思う。
ただ最近は打つ気の無い投手や分業が多くて強みにならなくなってきた気がする。
だったら、年間通して1人分余計に使えるDHのあるの方が有利になるのは必然で。
選手としても活躍の場が1つ増えるのはありがたいですよね。
インターリーグ(日本でいう交流戦)では、04年から14シーズン連続でア・リーグが勝ち越していけど、18年19年は連続でナ・リーグが勝ち越し、今年はお互いに5割で引き分けになりました。通算では、計6362試合でア・リーグの3315勝3047敗(勝率5割2分1厘)、なので格差は日本のようにはない。
それとワールドシリーズでも過去20年間でア・リーグの9勝、ナ・リーグの11勝でここでも日本と違う。
金満球団でなくても、低予算でも頂点を狙える知恵を絞り、15年に世界一に輝いたロイヤルズや今季ア・リーグを制したレイズもある。
オリックスに加入したジョーンズが日本は1点をコツコツ取る野球、メジャーはビッグイニングにして点を取る野球。
DH制だけのせいにせず、育成や作戦面の強化などやるべき課題が多い。
パ・リーグはSBが強すぎる印象あるけど、昨年と一昨年のリーグ制覇は西武。それだけ厳しくどこが優勝してもおかしくない。
対してセ・リーグの上位は毎年ほぼ同じ。
もっと競い合う努力をすべきでは?
パ・リーグはSBが強すぎる印象あるけど、昨年と一昨年のリーグ制覇は西武。それだけ厳しくどこが優勝してもおかしくない。
対してセ・リーグの上位は毎年ほぼ同じ。
もっと競い合う努力をすべきでは?
投手は、役割が減って楽になり。投球に専念もできる。
打者は、1枠増え、敏捷性が衰えたベテランも、打力さえ残っていれば生き残れる道ができる。
球団側は、出費が増える…つまりは、労使交渉でもあるのですよね。
ましてや、炭谷は巨人。原監督からのポイント稼ぎ、ですかね。
巨人が積極的ということはまさにそれ。
やっぱり野球が変容してきている。
何かといえばやっぱりピッチャーの、まさにその肩にのしかかる負担ですかね。
でもその昔は、先発投手は7回8回まで打ち込まれなければ、投げて当たり前で二番手以降投手なんて完全に格下扱いでした。
それを変えたのが野村克也や江夏豊あたりでしたけど、あれも実情は江夏の握力が衰えた、それをごまかすための苦肉の策でした。今は中継ぎ抑えがちゃんとしてないと、絶対にそのチームは勝ち残れません。
投げる球も昔より速くなりました。変化球の落差も。
何が原因ってやっぱりピッチングマシンの進化、でしょうね!
でも!今回の日本シリーズの全戦指名打者制導入は、明らかにまだそれをペナントレースで導入してない、セ・リーグ側に一方的に不利な変更でした。
投手が走塁練習などやらやくなる。
走り込み不足にならないか?
現行のセパ両リーグの力の元凶はFAの精度だとおもいますよ。一部のチームが力のある選手を囲い込み余剰人員としてしまい、本来活躍できる場で、活躍させないことによるリーグ全体のレベルの低下を招いていることが大きな原因であると思います。活躍の場を無くしている選手のやる気のなさが原因であると思いますが、選手からは判っていて言わないのか?判っていないのか?私の思い違いか?どちらでしょうかね?
による
一部の選手へのアンケートの一部って何パーセントカバーしているのだろうか
選手からしたら出場選手が増えるから機会が増えることになるだろうから良いことなのだろう
投手の打席を考えながら選手交代といった考える部分は減るのかもしれない
逆に、守備側はその前の打者を歩かせて投手勝負…とか、そういう駆け引きも面白かったから、9人野球好きです。
今のセ・パ格差は、DHの問題ではないと思うので、もし、セ側にそういう思いがあるのなら、当分格差は縮まらないと思う
投手以外に適用できるって思ってる人多いのかな?公認野球規則5.11(a)より
(1)先発投手または救援投手が打つ番のときに他の人が代わって打っても、その投球を継続できる事
を条件に、これらの投手に代わって打つ打者を指名することが許される。
投手に代わって打つ指名打者は、本部に提出する前に選ばれ、打順表に記載されなければならな
い。監督が打順表に10人のプレーヤーを記載したが、指名打者の特定がされておらず、球審がプレ
イを宣告する前に、審判員またはいずれかの監督(またはその指名する者)がその誤りに気づいた
ときは、球審は、監督に投手以外の9人のプレーヤーのうち誰が指名打者になるかを特定するよう
に命じる
桑田氏の様にバントをしっかり決めたり進塁打撃つとかやらないので有れば指名打者にしてしっかり打線が繋がったほうが面白いだろう。
だが里崎氏が言っていたが1試合辺りの打者起用数は大幅に減るとも言っている。
その辺もちゃんと議論は必要だろう。
今年は日本シリーズ全試合DH制でやったからジャイアンツの4連敗からこういう流れになってるけど、DH使わないゲームでジャイアンツが3連勝していた可能性もあるわけだろうし。普段やり慣れてるDH制や大阪ドームでアウェーを戦えたソフトバンクには、かなり有利だった今年の日本シリーズだったという点は否めないだろう。
今年は日本シリーズ全試合DH制でやったからジャイアンツの4連敗からこういう流れになってるけど、DH使わないゲームでジャイアンツが3連勝していた可能性もあるわけだろうし。普段やり慣れてるDH制や大阪ドームでアウェーを戦えたソフトバンクには、かなり有利だった今年の日本シリーズだったという点は否めないだろう。
ピッチャーなんか特にその成績のうち相手ピッチャーを楽に抑えてるものも含まれるのだから顕著。
その部分をDHなしの旨味と思ってるピッチャー以外の選手はDH賛成でしょうね。
球団は強打者一人分の年俸が余分にかかるのが嫌なんでしょうが。
やれ伝統だ・これが野球の醍醐味だ・戦術だなんて言ってるやつが反対してるけど、真剣勝負こそが一番の魅力ですよね。
vs相手ピッチャーとvsDHの強打者相手ではどっちが真剣勝負か手に汗握る勝負か一目瞭然。
ただでさえDHありで牧原に打席が回るとテンション下がるのに、DHなしだとそれに加えてそれ以下の打席を見せられるなんてたまったもんじゃない。しかもデスパイネの打席までもが見れなくなる。
ただ、プロは良いけど、少なくとも高校野球以下ではDH制は設けないで欲しい。本来の『野球』というスポーツの原点を知る機会は失わせたくないから。
巨人の監督が提言して、巨人の選手会長が意見するとなれば、いつまでたっても巨人のやりたい放題。セリーグに反対球団がある以上はDH制すべきじゃない。
DHに打力の落ちる選手を置くことは考えにくく、他の選手が代打で出場する機会は必ず減少する。結果、スタメン9人がほぼ固定される懸念もあるということ。
早急に変更するのではなく、もう少し幅広く意見を求めた方がよい。
選手会長、副会長はある程度地位の確定した選手。それ以外の意見の方が切羽詰まった意見が出る可能性が高いからね。
セ・リーグ各球団はパ・リーグの球団経営や育成方針から見習うべき所は多くあるはずであり、そういう面に目を向けずに議論をDH制の有無にすり替えたり、伝統のセ・リーグだの巨人は球界の盟主だのといったセ・リーグが上であるかのような考えを改めない限りセ・パの差は縮まらないように感じる。
そんなことを言い出したらルールってどんどん変わってきてるしなぁ。今まで変更したルールはOKでDHだけ本来の姿じゃないと言うのもおかしな話だと思うけどね。
正直、DHはどっちでも良い。ただセとパで統一すべきだとは思う。DHがセパの力の差を生んでる一因だとしたらルールは統一した方がいい。
セの球団がDHに反対なのは野手1人分の年俸が勿体ないからなんて話もあるけど、そんなセコいことは言わずにどうしたらセがパに追い付けるか真剣に考えたら?
パが撤廃するつもりがない以上、セが導入の方向へ進むしかないような気がするけど。
これは違うような。
近年導入されたならともかく45年ぐらい前から導入されてるんでしょ。ならずっとそうだったはず。
それに球界の再編前はFAやら逆指名やらだいたいセリーグの巨人、阪神中心に回ってたので有力選手はみんなセリーグ希望。
むしろ球団再編以降パリーグは本当にリーグで努力してお客さんが入る様に努力した。
本当に昔じゃ考えられないぐらいパリーグにも人入ってる。
そういう差でしょう。
バッターボックスに入れば休めず、ランナーに出たら走らなきゃいけないし、当たる可能性もある。
でもこれは個人的な感想?だが、ピッチャーがバッターボックスに入る事での采配の振るい方、ピッチャーが打った時、送りバントの上手い下手、投手交代のタイミング…
監督がどんなタクトを振るのか、見ていて楽しいのだが…
それにプロがそれをやると、学生野球にも影響出るのでは?もしそうなると…投手、野手の選択も小さな時に選ばなければならなくなるのでは?なんて思ってしまう。そうなると伸びる力も狭まれる可能性も…
8番キャッチャー2割打者
9番ピッチャー1割打者
という打順だと、3イニングに1回はツーアウト確実だから、この打順の時にトイレや買物で離席する客は多い。
パ・リーグの試合は、投手に代わりDHとして、デスパイネ、栗山、ロメロ、レアード、中田翔、ジョーンズらが入るから目が離せない打線になる。
一方で、セ・リーグの下位打線に代打を出して投手交代する駆引きも面白い。しかし、オープン戦ではセ・リーグ同士でもDHを採用しているので、投手の打撃がない等DHのメリットが上回るという結論になりそうだ。
大リーグのワールドシリーズでは2019年までの10年でナ・リーグ6勝、ア・リーグ4勝でDH制でないナ・リーグが勝ち越している。(2020シーズンは両リーグDH制)
日本のプロ野球ではパリーグは1975年からDH制を導入してるが、交流戦を導入する前まではこれほどの実力差はなかった。
選手会にも印象論ではなく、ハッキリデータとして根拠を示してほしい。
セ・リーグ投手でまともに打つ気を感じさせる選手がどれだけいるものか。パ・リーグの方がプレーが楽しいので、日本シリーズでしかセのプレーは見ないが、少なくとも日本シリーズでの九番投手の打席は見るに耐えない。
沢村賞をとった大野が賛成なら、中日ぐらいは賛成に回ってほしかったな。
大谷さんとか別格は除いて、パでも昔の松坂とかは、打席に立ってタイムリーを打って客を沸かせた。
プロ野球はショービジネスなんだから、客に見ごたえがある試合をどちらの制度の方が提供できるのか、で考えてほしい。
もしDHを導入しても、投手で打席に立たせるのを禁じるわけではないから、反対のチームだけそうすればいい。それで敗けが混めば、制度でセが弱いという証明にもなる。
いつからか、人気のセリーグ、実力のパリーグなんて言われるようになって。それこそ、指導者や育成がうまいパリーグの球団を見本にした方がいいんじゃない?DHどうこうじゃないと思うけどね。投手の打席なんかも今は投手を神様扱いで打たせない。バントすら怪我の恐れがとか言ってやらせない。そんのんだから弱くなるのも当たり前。打席がある以上、戦力としてバントやヒッティングしてもいいと思うし。
管理人の率直な感想
セ・リーグのDH制は賛成ですが、
少し寂しい気もしますね。
パ・リーグとの差が縮まるかはわかりませんが、
投手の負担軽減、野手の出場機会増は魅力です。
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