【センバツ中止】田中将大、失意の高校球児に「僕らは夏があるから、夏に全てをぶつけようという気持ちでやってきた」
ヤンキースの田中将大投手(31)が12日(日本時間13日)、フロリダ州のキャンプ地タンパで、センバツ高校野球の中止決定を受けて、失意の球児たちにメッセージを送ると共に、選抜出場校の球児たちへ、救済処置の議論の必要性を提案した。
無観客試合の開催の可能性も残しながら議論を重ねた末の決断については、「前例のない決定だけれど、前例のない状況だから」と理解を示した田中。個人的にはと前置きしつつ、「前例のない状況だからこそ、前例のない処置があってもいいんじゃないか。今回に限っては、特別なことがあってもいいんじゃないかと思う」と救済処置を願った。「夏の大会で優遇するということでなくても、可能性として全部を排除せず、色んな議論は必要だと思う」
球児の思いは痛いほどわかる。駒大苫小牧高のエースとして夏連覇を果たし、押しも押されぬ優勝候補だった2006年、3年生の春。1学年上の卒業生による不祥事で出場辞退に追い込まれたが、その夏の大会に出場。決勝戦で斎藤佑樹投手(現日本ハム)擁する早稲田実業と高校球史に残る引き分け再試合の大死闘を演じた。
「なんで、僕らは何もしてないのに、出られへんねん、という葛藤は僕も経験しているので、全く気持ちが分からないではない」と、球児たちの心に寄り添った田中。当時を回想しつつ、「気持ちは完全に分かってはあげられないけれど、僕らは、夏があるから、夏に全てをぶつけようという気持ちでやってきた」と、球児たちにメッセージを送った。
チームが遠征となったこの日は居残り組として、キャッチボール、ダッシュなどで汗を流し13日(日本時間14日)、オープン戦5試合目となる本拠地でのタイガース戦先発に備えて最終調整を行った。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000008-jij_afp-spo
ネットの声
納得できない状況かもしれない。
そんな中、完全に気持ちを分かって
あげられないけどという言葉の配慮がある。
素晴らしい人格者だな。
公式戦無敗の絶対王者が、卒業生の不祥事で辞退。
実質的に前年夏当時の部長の体罰と報告遅れも重なっての辞退だから、
はっきり言って現役選手に全く非の無いところでの辞退だった。
部はしばらく活動を停止。
監督は辞任し、結果的にチームの完成度は低く、黄金世代と言われた選手個々の能力で夏は勝ち上がったが、決勝ではチームの完成度の違いで早実に敗れた。
だけど、田中投手自身が、あの経験が今の自分を作ってくれている。という意味のコメントをされていたはず。
まだしばらくは整理がつかないと思いますが、このマー君の言葉が、今の選手たちの心に響く日が来る事を切に願います。
PLの桑田、清原もとてつもない成績だけど、一年次はチームは優勝するも
ベンチ入りはかなわずスタンドで応援、2年春二回線負け、2年夏優勝、
3年春出場辞退、3年夏延長再試合の末準優勝と、田中投手の甲子園成績も
人生経験という観点からはKKコンビ以上かもしれませんね。
何らかの、救済処置はしてあげたい気持ちはあります。
ただ、高野連が言っている「初出場校に」「21世紀枠校に」は、違うと思います。
常連校でも、今回初めてベンチ入りした球児にとっては初出場なのです。
救済措置をするのであれば、今回の出場する球児全てにしてあげてください。
そんな中、完全に気持ちはわかってあげられないって言える所が素晴らしいですね。
出れない悔しさも経験済み
甲子園に関しては本当に色々な立場を経験してるな、マーくんは
試験勉強もテストがあるから頑張れるのにテストの無い試験勉強のような状況になる可能性もあるので、万が一そうなったら、どうしてあげたらいいのか、、、
考えただけで、無念以外に言葉が見つかりませんね。
早く収束してくれる事をただただ祈るのみです。
我々大人もしかり
都道府県から1枠でなく、どの強豪校も出ることが可能な大会だし。
裏を返すとこの夏に懸けた、この状況で気持ちが折れず夏出場に導く球児が今後の球界のスターになる気がする。そういう点では今年のドラフトは豊作になるかもしれない。
どの評論家の意見も球児のためを思ってのことだけど、ほとんどの人はいい思いしてきたから言いたいことが言えるんだと思う
けどマーくんのは違う
ホントに今のセンバツ球児たちの胸に突き刺さる、厳しくも温かい意見じゃないのかな?
ただ、このままいくと夏の大会も中止の可能性があるので、あまり早い段階で話合うより慎重にしたほうがいいかもしれない。
別の時期に甲子園でってなるとプロ野球が日程短縮とかになれば、可能性は出てくるかもね。
別時期だと冬場かな気候的に厳しいけど日程的には可能性はありそう。
まあその前にコロナウィルスの収束が大前提だけど。
当時何も悪いことはしていないはずの主将だったマー君にインタビューがあって憮然としながらも割り切って受け答えしてたなぁ
その姿がアンチには開き直りに見えたとか
けど、高校球児にとっては春センバツが開催されないと決まった今、夏の為に練習するしかない。
やっぱり、甲子園で試合させてあげいよなぁ
夏の大会の優遇はしなくて良いから、全ての高校に、プロ野球選手達が訪ねて行って、一日コーチとか、野球教室とか出来ないものか。選手の気持ちは、かなり癒されると思う。
高野連とプロ野球、今こそ一致団結して欲しい。
夏がある、というのは短期的な目標にはなるし励ましにはなると思うけど、無かった時の絶望を考えると中々言えない言葉ですね
サッカーは中断
他の高校スポーツも中止だし、妥当な判断だと
思う
この矛盾に疑問を感じます。
球児たちの努力が無駄になったことに涙が止まりません。
県大会決勝の応援に駆り出された時は「何で野球だけ?」と思った。
高校野球への異常に偏った価値観を強要するの止めて欲しい。
バスケの冬の選抜?みたいに
説得力ある!
やめてあげて
管理人の率直な感想
マー君にそんな経験があったとは知りませんでした。
球児にとって勇気の出るメッセージですね。
しかし、夏の開催も微妙な状況です。
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