【高野連】八田会長「プロと高校野球は違う」センバツ開催延期は「ない」

【高野連】八田会長「プロと高校野球は違う」センバツ開催延期は「ない」

日本高野連の小倉好正事務局長（６１）は９日、新型コロナウイルス対策連絡会議の第２回会議に、オブザーバーとして参加。プロ野球開幕とＪリーグ再開の延期を提言した専門家チームの意見を得た上で、無観客で１９日に開幕する選抜大会（甲子園）の開催可否を「独自で」判断する意向を明らかにした。さらに八田英二会長（７０）は「プロと高校野球は違うので。（選抜の延期は）ないでしょう」と語った。

専門家チームの見解を受け、プロ野球は開幕の、Ｊリーグは再開の延期を決定。しかし選抜大会を無観客で開催する道を探る日本高野連の方針には、変更がなかった。

「われわれは高校野球なので、独自で判断させていただくことになると思います。開催に向けてリスクを下げるなどの準備には情報をいただくことになると思いますが、最終的には高校野球での判断になると思います」

第２回新型コロナウイルス対策連絡会議にオブザーバーとして参加した小倉事務局長は、意見を持ち帰り、独自に判断する意向を明らかにした。この日夜、大阪市内の日本高野連では会議を開催。八田会長は「東京での会議の報告を受けました。選手の体調管理面などを聞きました。延期は大変な決断をされたと思う。ただプロと高校野球は違うので。（選抜の延期は）ないでしょう」と語った。

高野連は４日の運営委員会と臨時理事会で、無観客開催で準備する方針を示した。感染拡大を防ぐ目的で１３日の抽選会は主催者による代理抽選に変更。１５、１６日の甲子園練習や１８日の開会式リハーサル、１９日の開会式は中止となった。また、プロのスカウト陣には入場禁止も通達している。

一方で、大会中止の可能性も残す。八田会長は「それ（中止になるケース）は社会情勢とか、政府の（新たな要請）とか、蔓延（まんえん）とか、でしょう」と見解を示した。１１日に臨時の運営委員会を開いて再び議論。小倉事務局長は「先生方のご意見を持ち帰りながら、１１日に向けて準備していきたい」とし、八田会長は「（１１日に最終判断を）出さないといけないでしょう」と話した。

ラグビーやソフトボールなど他競技はそろって今春の大会の中止を決めている。高校野球でも四国地区連盟などが春季大会の中止を決める動きもあったが、小倉事務局長は「全ての情報を得たうえでの判断になる。選手、周りのスタッフも含めて、リスクをいかに低くしていくかということが今の課題」とした。１１日の高野連の決断に注目が集まる。

参照元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000027-sanspo-base

ネットの声

管理人の率直な感想

相変わらず独自の判断を主張していますね。
いよいよ明日、開催可否が決まります。
中止の英断を期待しています。